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佐々木敏彦
八龍の家
雑木とともに暮らす
木造
施工 水野工務店
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北垂れしかも旗竿敷地という条件ではあるが、建て主は緑豊かで閑静なこの土地に魅せられ購入を決意された。不動産業者は周囲に擁壁(H=2000)を巡らせ前面道路レベルまで盛土によるかさ上げを勧めたようだが、現地調査を経て、現状地盤を尊重しながら計画を進めていく方針をとった。
敷地の改変を最小限に抑え、既存樹木をできるだけ計画に取り込むことにより、変化に富んだ個性的住まいになった。土木造成を施された、成型で優等生的敷地では到底実現不可能だった質を手にいれることができたと自負している。
開放的でオープンなプランニングは周りの緑とあいまって人の出入りの絶えない活気ある住まいとなっている。
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